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EAST LOOPプロジェクトを東北のNPOに移管

いつもEASTLOOPを応援いただきありがとうございます。

震災から2年6ヶ月、 EASTLOOP活動も2年を超えました。これまでに約2,740万円を被災地の生産者さんに届けることができ、これもひとえに、皆さまが購入くださり、活動を全国に広めてくださっているからにほかなりません。EASTLOOPスタッフ一同、心から御礼申し上げます。

活動を始めた当初、被災地の皆さんが元の生活に戻るまでの「つなぎ」と位置づけ、1年間の期間限定プロジェクトとして取り組んできました。しかし、1年を過ぎても被災地の現状は変わらず、EASTLOOPを必要としてくれる作り手さんも大勢おられ、今日まで続けてまいりました。

2年を過ぎた現在、EASTLOOPの活動から卒業し元の仕事に復帰した方なども増え、一番多い時期で200人近くいらっしゃった作り手さんは現在50名ほどとなりました。ひとりまたひとりとEASTLOOPを卒業していかれることは何よりも嬉しい事です。

一方でEAST LOOPを必要とされる方がおられる限り、継続していくことが必要です。

そのため、わたしたちはEASTLOOPの活動を次のステージへと進めていくことを、決断しました。EASTLOOPの活動を現地に根付かせ、現地のコミュニティビジネスとして発展させること、「被災地支援」から「被災地の自立」に向けた取り組みへと移行していくことを目指します。

これまで株式会社福市が担ってきた役割の多くを、現地パートナーのNPO法人 遠野山・里・暮らしネットワークに移管し、遠野山・里・暮らしネットワークを中心に作り手さんたちが集う「生産者グループ」が、この活動を運営し、継続的な収入を生み出し自立することが次の目標です。

作り手さんひとりひとりでは出来ないことですが、2年続けてきた“仲間”たちとの取り組みです。今年に入ってから、弊社代表の高津が現地を訪れ、作り手さんたちとも話し合いを重ね、取り組みが決まりました。新しい一歩を踏み出した作り手さん、遠野山・里・暮らしネットワークをどうぞ応援ください。“EASTLOOP”が被災地グッズではなく、東北発の素敵なブランドとして誕生するまで、これからもどうぞよろしくお願いします。


【これからのEASTLOOPの活動概要】

  • EASTLOOPは現地でのコミュニティビジネス化へむけて第2ステージへと進みます。
  • EASTLOOPの製品は、商品代金の50%が生産者グループに届きます。(作り手さんの収入を含むグループ全体の活動資金などに当てられます)
  • ㈱福市は現地への移管に向けてサポートを行いEASTLOOPの活動を担ってまいります。

株式会社福市
http://www.east-loop.jp/

NPO法人遠野山・里・暮らしネットワーク
http://www.tonotv.com/members/yamasatonet/


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