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成果報告【NPO法人石巻復興支援ネットワーク】

経産省のノウハウ移転で取り組んでいました移転先の団体【NPO法人石巻復興支援ネットワーク】の報告を行いました。


Ⅰ)計画づくり

 現地で のミーティングを重ね、団体としてのビジョン・ミッションの共有。その中で団体が継続的に活動していくための 収益事業の重要性を再確認した。また団体の持っている強みの一つである企業とのネットワークを活用し、ワークショップを開き、団体への ニーズおよび期待を再確認した。

Ⅱ)PR力

○昨年度 習得したPR力を活用し、多様な 形でメディアに対してアプローチをおこない、情報発信を行った。その結果、自らの力 によって日経新聞をはじめとする多くの媒体への掲載につなげた。

○《弊社 との関係での掲載メディア》
・大人組 (13 .12.26)
・読売 新聞(14.02.24)
・ひよこ クラブ(14.06. 予定)

○団体の強みである、企業とのネットワークを活かすために、自らの力でワークショップを開催したところ、活動内容(被 災地での取り組みや成果)など、ステークホルダーに対しての情報発信が脆弱であるとの参加者より指摘を受けた。それにより、スタッフ全員 広報という方針を改めて掲げ、さらなるPRの 勉強会を実施し、我々が指導を行った。

Ⅲ)販売 戦略

○団体の 強み・弱みを再確認。継続的に団体が存続していうために、収益事業の基盤整備が不可欠であることを再認識し た。

○企業と の連携による商品拡販の可能性をさぐるため、企業を交えたワークショップ(10月29日) を 自ら開催した。(参加者 11社  12名 デサント・ロレアル・ パナソニック・積水ハウス・ベネッセなど)参加者からは有益な意見をいただいた。

○ワーク ショップの成果を受けて、情報(団体の活動内容)発信が、販売拡大につながることを習得、従来のネットワーク をデータベース化させて活用することにつなげた。

○団体の 活動内容をより多くの人に発信し、売り上げにつなげるために3月 に自ら企画・立案・集客を行い、イベントを開催した。

○開催し たイベント(3月9日)では、団体の今までの活動報告を行った。ワーク ショップも同時に開催し、ネットワークをより強固なものにし、参加者にコミットしてもらえるようなメニューを用意し提案したところ、複数 のステークホルダーから今後の取り組みに参加したいとの申し入れを受け成果につながった。

Ⅳ)総括

・雇用創 出数 :23人 (目標 30名)
・売上     :昨年対比 380%

・新たな 販路へのアプローチ 多数。(目標 5件 以上)

・企業との連携を模索するためのワークショップを開催。安定的な基盤構築のためのイベントを開催したことで、団体が持っている強みの一つである企業とのネットワークの再構築につながり、今後広がっていく可能性が広がった。昨年度のPRをきっかけにつながった著名人とのコラボレーションが具体的な商品企画に発展し、人気を博している。次年度の安定的な売り上げにつながることが想定される。


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