「オンラインショップでもチョコレートが買えたら…。」というご要望にお応えして、ついに!オンラインショップでフェアトレードチョコレートを取り扱う事になりました!
取り扱うのはもちろんフェアトレードチョコレート。2009年から長年、子どもの権利・児童労働撤廃に向けて活動する、ACE(エース)さんのチョコレートです。
ACEは、ガーナのカカオ生産地で、子どもたちが安心して教育を受け健やかに成長できるように、2009年から児童労働を予防・是正する仕組みづくりを実施してきました。
今回お取り扱いするのは、ACE設立25周年の節目に、連携してきたパートナーの方々と共に、これまで活動してきたガーナのコミュニティでできたカカオを使ってできた「アニダソチョコレート」です。
目次
わたしたちの想い
Love&senseを運営するわたしたち株式会社福市は、2006年からフェアトレードに取り組んできました。
フェアトレードを通して、貧困問題・ジェンダー平等・雇用促進・伝統産業の継承と発展など様々な課題にアプローチすることを目指していますが、その中にはACEが取り組む児童労働も含まれています。
児童労働に関わる子どもは少なくなってきていると言われているものの、撤廃までの道のりは長く、継続した取り組みが必要なのが現状です。
現地の人の丁寧な手仕事から生まれるフェアトレード商品を日本の消費者に届け、作る人も買う人も笑顔で幸せになれる社会を実現したい。その想いで長年事業を続けてきた私達。
「チョコレートを食べる人と作る人、みんなが一緒にしあわせになれる」というACEのしあわせのチョコレートプロジェクトに心から共感し、取り扱いすることに決めました。
アニダソチョコレート
ANIDASOƆ(アニダソ)はガーナの主要言語チュイ語で、Hope(希望)を意味します。
このチョコレートは希望がつまったカカオ豆から作られています。
アフリカのガーナでカカオ農家の子どもたちが元気に育ち、明るい未来を作っていけるように地域全体で取り組んでいる村のカカオを使用。
カカオを育ててくれる農家やその子どもたちも、味わう私たちも、チョコレートに関わる世界中の人々の希望が叶いしあわせになりますように。
そしてあなたの希望も叶いますように、そんな願いが込められています。
アニダソチョコレート3つの特徴
➀Sustainable(持続可能)
ACEが2009年から実施する「スマイル・ガーナ プロジェクト」により、児童労働をなくす仕組みを取り入れたエリアのカカオを使用。チョコレートの価格のうち、500円が寄付金となり、ACEの児童労働をなくすための活動に使われます。
※ 500円で子ども1人の半月分の給食費、5,000円で子ども5人の1か月分の給食費となります。
②オリジナル(透明性)
(株)UPDATERの協力・協賛により、製品のサプライチェーンをたどれるブロックチェーン技術「TADORi CHAiN – Tsunagu β」を搭載。カカオ生産地までの全てのサプライチェーンを閲覧できるチョコレートです。消費者は製品パッケージのQRコードから、「ANIDASOƆ − アニダソ特設サイト」経由で「TADORi CHAiN – Tsunagu β」のウェブサイト(https://updater-blockchain.jp/tsunagu/anidaso)にアクセスできます。
③ デリシャス(美しさと美味さ)
チョコレートジャーナリストの市川歩美氏がプロデュース・監修し、チョコレート製造メーカー(株)クラウン製菓の鶴田絹氏が協力。専門家が試食とデザインの試作を繰り返し、美味しさと美しさを両立させました。日本の八丁味噌を隠し味に、カカオ分の高い美味しいミルクチョコレートに仕上がりました。
チョコレートと日本、わたしたち
日本は、実は世界第3位のチョコレート消費国だと知っていましたか?年間のチョコレート消費量は、なんと約27万トン!
チョコレートに欠かせないのがカカオ豆。世界で取引される約500万トンのカカオ豆のうち、約7割が西アフリカで生産されています。日本に輸入されるカカオ豆の約7割はガーナ産となっています。
西アフリカのカカオ生産地域では、18歳未満の子どもが義務教育を受けられず、危険な労働を余儀なくされる児童労働が問題となっています。その数は、世界第1位と第2位のカカオ生産国であるコートジボワールとガーナだけでも156万人に上ると言われ、このうちコートジボワールは79万人、ガーナは77万人です。
おいしいチョコレートの影に潜む児童労働
農薬の使用、森林伐採による自然破壊など様々な問題がありますが、中でも児童労働はとても重要な問題です。
カカオ農園での子どもの危険労働
農園では子どもでも大人と同じように労働することを求められます。例えば刃渡りの大きななたを使って素手でカカオの実を割ったり草を刈ったりする作業、自分の力だけで持ち上げることができないほどの重さのカカオ豆や収穫した食糧作物を頭に載せて運ぶ作業などは、子どもによる危険労働の一例です。子どもの健全な成長の妨げとなります。
学校に通えない子どもたち
カカオを生産する農村地域では、学習環境が整っていない、先生や教室の数が不足している、経済的理由で学用品などを揃えることができない、など様々な理由で学校に通えない子どもたちがいます。教育を受ける機会を失うと、基本的な読み書き計算のスキルを身につけることができず、生涯にわたってさまざまな可能性や選択肢を狭められてしまいます。
カカオ農家の貧困
ガーナの中でも、カカオが収穫できるのは南部に限られています。そのため、カカオ農業の労働者の多くは、ガーナ北部や周辺の貧困国からの移住者が多く、もともとが貧しいために親も教育を受けたことがない家族がほとんどです。また、カカオ生産の知識や技術も持っていないために、カカオの収穫量が十分得られず、家族全員の生活を支えるだけの収入も得られていないのです。
さらに、近年ではカカオの収穫量の減少に加え、気候変動により雨量の減少や天候不順が収穫にネガティブな影響を及ぼし、カカオ農家の収入に大きく影響しています。
さらなる要因として、カカオの国際取引価格も低水準になっています。カカオの収穫高が上がらず、価格も低ければ、カカオ農家の収入は上がらないまま、子どもの教育や将来への投資にかける余裕がなくなってしまいます。カカオ農家が貧困から抜け出せない要因は、複雑に絡み合っています。
ACEの「スマイル・ガーナ プロジェクト」
カカオ生産地の子どもを危険な児童労働から保護し、就学を徹底することを目的とした支援活動「スマイル・ガーナ プロジェクト」を行うACE。カカオ農家が継続して子どもの教育に投資ができるように農園経営を改善し、収入と生活を向上させることで、児童労働の撤廃と予防を目指しています。
2009年2月からガーナの10村で活動を行い、2022年までに、595人の子どもたちを児童労働から守り、学校へ通えるよう支援してきました。
チョコレートを食べる人と作る人、みんなが一緒にしあわせになれるように、カカオ生産地の子どもたちを児童労働から守り、日本の企業や消費者と協力して、児童労働のないチョコレートがあたりまえに手に入る社会の実現を目指した活動です。
チョコレートで希望と笑顔を届けよう!
ACEの想いと希望が詰まったアニダソチョコレート。
肝心のお味は、なめらかで、口当たりの良いとっても美味しいチョコレートでした!
味も美味しく、子どもたちの希望と未来につながるチョコレート。
自分へのご褒美はもちろん、大切な方への贈りものにもぴったりです。
今年のチョコレートは、生産者も私達も笑顔で希望の届けられる「アニダソチョコレート」を選んでみませんか?チョコレートはLove&senseオンラインショップよりお求めいただけます。
数量限定での販売となります。
気になる方は、ぜひお早めにご購入くださいね。
<配送について>
配送時のCO2削減のため、また多くの方にお求めいただきたいという理由から、チョコレート単体で3枚までご購入の方にはレターパックでのお届けが可能です!
(4枚以上、または3枚以下でもチョコレート以外の商品と一緒にご購入の場合はヤマト運輸で発送。)
送料もお安くご購入いただけるので、ぜひ3枚セットでご購入いただけると嬉しいです。