アリス・ウオータース 最後の来日
こんにちは!スタッフの重田です。
早速ですが、今回はオーガニック の母と言われるサンフランシスコのシェフ、レストラン経営、活動家のアリス・ウオータースさんが来日され昨年10月14日立命館大学での特別講演会をオンラインで参加した時のお話を。
なんとある日、社長からアリスさん来日されますとの情報を聞き
『え〜〜!!え〜。。このタイミング。。 しかも最後!? こ、これは、、宇宙の采配』
と思った私はニヤニヤしながら参加致しました。
なぜ立命館大学かと言うと世界でも稀な食マネージメント学部があるそうで、現在6年目、約2000名が在籍中だそうです。
余談ですが彼女のレストラン『シェ・パニーズ』に行った事があります。
その日に届いたオーガニックの食材で作るんですね。
それは、それは、全てが唯一無二
何と言ったらいいのかこの語彙力で、、
ヘブン HEAVENです。
外観も中の雰囲気も、スタッフも、もちろんお料理も。

食べ物はあらゆるものを繋ぐ
私達の目の前にある問題、気候変動や加速しすぎたファスト社会は人も地球も消耗され希望が抱きにくい社会。
1950年代に始まったファストフードの食事は、五感を奪われ閉じてまうマインドのパスウェイになるから手放して、特に小さい頃に本当の食べ物を、美しい盛り付けをして食べるという一連の体験を通じて、毎日の暮らしを美しくする事につながるのだと言います。

食べられる校庭のきっかけ
約28年前サンフランシスコの刑務所でセラピーとして野菜を育てる畑作業があって、ある日その野菜を買ってくれる?会いにきて?とアリスに1本の電話が入ります。
訪ねると10〜15人の若者がいてその中の1人が言ったそうです。
『人生最良の日』だと。
そこでアリスはガーデンに着想し、人間らしい価値観は『手を動かす事!』
学校でも自分達で育てた物を食べたり、調理したりすると生命のつながりを感じながら、国・算・社・理もガーデンキッチンで学べる!
アリスが育った1940年代、アメリカは戦時中で各家庭で食物を作るビクトリーガーデンがあって育た事もきっかけになり、学校教育を変える旅が始まりました。
鹿に食べられる被害はどうしたらいいですか?と手紙がきた時、
人の手を入れた森から里へ来ているのですから、鹿の好きなものを植え鹿から奪わないように。
鹿も食べないと生きていけませんからとおっしゃってました。
We are what we eat.

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