こんにちは。貿易担当の原です。
主に海外パートナーとの応答など行っています。
最近では国内パートナーとの応答なども担当しています。様々な方と応答する中で、より一層お店で販売させていただいている商品に対して愛着が湧いてくるなぁと実感しています。
コンポストに興味を持ったきっかけ
5歳の息子と2歳の娘がいます。元々サスティナブルな物事に関心はあったのですが、特に娘が生まれてからは、より一層自分にどんなことができるか考えるようになりました。
家庭でもできることをしたいと思い、少し前からコンポストを初めてみました。
コンポストとは「堆肥(compost)」や「堆肥をつくる容器(composter)」のことです。家庭からでる生ごみや落ち葉、下水汚泥などの有機物を、微生物の働きを活用して発酵・分解させ、昔から伝承されてきた大切な知恵のひとつです。
今回はそのことについてお話させていただきたいと思います。
コンポストはハードルが高い?
コンポストを始めるって、ハードルが高い感じがしますよね。
『匂いが気にならないかな』とか『虫が湧いたらどうしよう』とか私も色々考えました。
とにかくやってみよう!ということで、一番始めるのにハードルの低そうな、土も入れ物も全てセットになっているものを買ってみました。
やり方は本当に簡単で、入れ物に土を入れたら、そこに毎日キッチンで出る生ゴミを投入しで混ぜるだけ。それを2ヶ月繰り返し、1ヶ月熟成させたら堆肥の出来上がりです。
どんどん育つコンポスト
入れ物は外の陽がよく当たる場所に置いているのですが、どんどん生ゴミが分解されていくのが目に見えてわかります。
微生物が活性化されているせいかコンポストもじんわりあたたかく、目に見えないいのちがはたらいてくれているのを感じます。
毎日続けていくと、段々と愛着が湧いてくるから不思議です。『昨日は暖かかったから結構分解されているな』『寒くなってきたから分解が遅くなってきたな』『最近スイカばっかり食べててスイカの皮で溢れている…コンポスト以外で活用できる方法はあるかな?』とか考えるようになりました。
面白いことが起きた!
自宅には小さい庭があるので、そこに既存の土と混ぜてまきました。
すると面白いことが起きました。
コンポストにはトマトやきゅうりの種などが知らず知らずのうちに混ざってしまうのですが、コンポストを撒いたところから勝手にトマトやかぼちゃ、きゅうりが生えてくるではありませんか!
しかもコンポストからできた堆肥はとっても栄養が豊富なため、ものすごいスピードで成長していきます。
トマトはたくさんの実をつけてくれて、実際に収獲することもできました。
300kgの生ゴミと147kgのCO2の削減に
定期的に送られてくる土に同封されているお手紙には、これまで自分がどれだけの生ゴミとCO2の量を削減できているか教えてくれるのも嬉しいところ。
先日、300kg(ゾウの子ども2頭分)の生ゴミとCO2 147kgを削減できたと書いてあり、おまけのごぼうソースまでいただいて嬉しくなりました。
意外とハードルが低いコンポスト
2年ほど継続しているコンポスト。いつの間にか主人もコンポストに興味を持ち出し、最近では独自に落ち葉でコンポストを初めたようです。笑
子どもたちもコンポストに生ゴミを入れてくれたり、混ぜるのを手伝ってくれます。
夏場には虫が発生することもありますが、虫好きの息子は「かわいい~」と言ってくれるので、それも楽しめるようになりました。
実際に虫は分解を助けてくれるのでありがたい存在です。
そして、コンポストに投入するものの季節によって違ったり、自分で作ったもの、そうでないものなど入れるものが違うと出来上がりが全然違うのも面白いです。
コンポストを通して、自分の生活の振り返り、食べ物のありがたみ、植物の成長、微生物はじめ地球環境とのつながりなど、たくさんのことを感じたり考えることができているなぁと思います。
これからも楽しみながら続けていきたいと思います!
以外のハードルの低いコンポスト、よかったら皆様もぜひ初めてみてくださいね♪
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